国立市は「人間を大切にするまちづくり」を基本理念として、人々のつながりや,自然、文化などを尊重してきました。これからも農家と市民が手を携えて都市農業を発展させていきます。
●市民が地場産物を手軽に購入することができる流通システムの整備
市民のニーズを的確に把握し、農産物の安全性はもとより、新たな栽培技術等にチャレンジする意欲的な担い手の育成を図ります。
●多くの市民に地元農業への参加を促進す機会の拡大
健康維持・増進、郷土への愛着心を育て、次世代を担う子どもたちの食農教育の場としても活用し、地域コミュニティの向上をはかります。
●次世代に引き継げる農業
現在も都市化の進展による営農環境の悪化や,世界規模の経済活動により輸入農産物が増加の一途を辿っています。このような状況を乗り越えていくために農家・市民・行政・JA等がお互いの立場を尊重し、協力していくことが重要であり,多くの人々の連携により多面的な機能を持った都市農業を発展させ、次世代に農地・農業を引き継いで行けるよう努力を重ねます。
●地産地消を積極的に進める
国立駅周辺における青空市、空き店舗による販売、さらには将来駅舎が復元された時には駅舎活用方法のひとつとして、夕方市などを開催して、農と商業の融和を図っていきたい。
●活かそう!くにたちブランド
国立はすでに高いネームバリューがあります。商品に「くにたち」を謳うだけでなく品揃えや販売方法にもくにたちブランドを掲げ、農、工、商業の振興を促進します。
●「くにたち市(いち)」の実現
各商店街やJAと協力し、共同売り出し日を展開したり、「くにたち市」を駅前を含め、市内のいくつかの場所で定期的に開催するなど、市内の物と人が交流できる方策を検討します。
●人が訪れつながるまちへ
店舗や環境、歴史的な資源をつなぎ、市民が楽しめる「まちあそび」、人々が訪れ回遊できるまちをつくります。